外国人「日本は最近、外国人を雇いたがらなくなっている?」在日外国人が感じるリアルな変化【海外の反応】

2026年6月9日火曜日

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外国人「日本は最近、外国人を雇いたがらなくなっている?」在日外国人が感じるリアルな変化【海外の反応】
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「日本は最近、外国人を雇いたがらなくなっている?」在日外国人が感じるリアルな変化【Reddit海外の反応】

2026年6月9日 / Reddit r/japanresidents コメントより

「数年前は『日本語話せる?』『経験ある?』『日本在住?』で話が進んだのに、最近は開口一番『永住権(PR)持ってますか?』と聞かれる。PR保有者のみ、もしくは日本国籍者のみというポジションまで出てきた」

日本の自動車業界でB2B営業を担うプロフェッショナルが、Redditに投稿したこの疑問が大きな反響を呼びました。「日本は外国人に対してますます閉じていっているのか」──在日外国人の就労経験者が率直に語り合ったスレッドを全コメントとともに紹介します。

 

📋 CONTENTS
  • 「数年前と今」で外国人採用の何が変わったのか
  • PR(永住権)保有者が優遇される理由とは
  • 高市首相の移民政策が在日外国人の就労に与えた影響
  • 「PR・N1持ちでも最初の質問は同じ」という体験談
  • 日本の労働力不足と外国人採用の矛盾
  • 管理人が考える「外国人が働く日本」の現在地

「数年前」と「今」で外国人採用の何が変わったのか

投稿者が感じた変化を整理すると、採用担当者の質問が「能力」から「在留資格」へとシフトしています。これは単なる気のせいではなく、複数の構造的要因が絡み合った結果です。

✅ 数年前の採用面接
  • 「日本語は話せますか?」
  • 「関連業界の経験はありますか?」
  • 「すでに日本在住ですか?」
  • ビザスポンサーは「手間だが対応可」
  • 外国人採用に積極的な企業が多かった
⚠️ 最近の採用面接
  • 開口一番「PR(永住権)はお持ちですか?」
  • 「PR保有者のみ」という条件が増加
  • 「日本国籍者のみ」という明示的な排除も
  • ビザスポンサーを完全に避ける傾向
  • 在留資格の不安定性を「リスク」と見なす企業
🗂️ 知られざる「日本の外国人雇用」うんちく

🔹 日本の「永住許可(PR)」は外国人が日本で取得できる最も安定した在留資格で、就労制限がなく、更新不要で半永久的に日本に滞在できる。通常は「10年以上の在留」「直近5年間の安定した在留」「納税・社会保険の義務履行」などの条件が必要。企業から見ると、PRを持つ外国人は「ビザスポンサー不要・在留が安定・急に帰国するリスクが低い」という点で日本人と同等に近い扱いができる。

🔹 外国人のビザスポンサーには企業側に数十万円規模のコストと手続き負担が発生する。さらに2024年〜2025年にかけて日本の入管法改正や審査の厳格化が相次ぎ、「スポンサーしたのにビザが下りなかった」「更新が通らなかった」というリスクを企業が意識するようになっている。これが「PR保有者のみ」という条件が増えた現実的な背景のひとつだ。

🔹 2025年に就任した高市早苗首相(自由民主党)は、外国人の在留管理を強化する政策を打ち出しており、長年の永住者に対しても一定条件下での在留資格取り消しが可能になる法改正を推進した。スレッドのコメントでも「30年間永住者だった人が追い出されている」という言及があるが、これは2024年の永住許可取り消し制度の運用開始を指しているとみられる。

🔹 一方で日本の労働力不足は深刻で、厚生労働省の推計では2030年までに約644万人の労働力が不足するとされている。特に製造業・IT・介護分野での不足が顕著で、一部企業はむしろ積極的に海外人材を求めている。スレッドでも「うちは国内の若者が少なすぎて、毎年どうやって外国人材を増やすか検討している」という声が登場しており、業種・規模による温度差が大きい。

🔹 「N1」とは日本語能力試験(JLPT)の最高級で、「日本語が母語話者に近いレベル」を示す。外国人の履歴書に「N1取得・PR保有」と明記されていても、採用担当者から開口一番「N1お持ちですか?有効なビザですか?」と聞かれるという体験談は、企業側が書類を読まずに質問していることを示唆しており、外国人応募者への組織的な「足切り」が始まっている可能性を示している。

なぜ企業はPR保有者を求めるのか──3つの理由

経験者たちの分析から浮かび上がった企業がPRを求める主な理由は以下の3点です。

🔍 企業がPR保有者を優遇する理由
  • ①コスト・手間の削減:ビザスポンサーに伴う弁護士費用・行政費用・手続き工数が不要になる
  • ②在留安定性:ビザ更新失敗・突然の帰国リスクがPRによって大幅に低減される
  • ③法的同一性:PRは法律上、就労制限がなく日本人に近い扱いができる。採用側の法的リスクが減る
🌍 海外の反応
Reddit r/japanresidents コメント(在日外国人・就労経験者の本音)
📊 「日本は昔からそういうもの」──構造的な問題を指摘する声
在日外国人(最高票) Reddit ▲ 43
日本で外国人プロフェッショナルとして働くのは昔からよくなかった。なぜガイジンを雇うのか──ネイティブが雇えるのに。経験の少ないネイティブの方を「和」のためと低リスクのために選ぶ会社も知っている。ただ正直、自分たちの国でも同じことは起きている。
在日外国人(7年の経験) Reddit ▲ 5
7年前、日本語も経験も少ない状態で就活した。非常に大変で、面接はほぼ全部「外国人を雇うことについてどんなイメージを持っているか」という話になった。今は日本語も経験も十分なのに、まだほぼ同じことが続いている。勝てないね。
在日外国人 Reddit ▲ 1
最低賃金以外の仕事で外国人が採用されるのは昔から難しかった。ローカルで満たせないポジションがある場合、初めて外国人が検討される。それが現実だ。
在日外国人 Reddit ▲ 8
外国人が採用される基本シナリオは2つしかない。日本人がやりたくないポジション、または日本人にできないポジション。それだけだ。
📉 「確かに変わった」──変化を感じている声
在日外国人 Reddit ▲ 31
これは実際のパターンだ。日本は日本生まれの市民以外の誰に対しても、足元をいつでも引き抜く準備があることを示してしまった。これは私たちの在留が誰から見ても「より不安定」に映ることを意味する──銀行・仕事・配偶者候補・ローン・ビジネスパートナー、すべてにおいて。PRを持っていても同じだ。
在日外国人 Reddit 辛口
東京に今ある政府は外国人に最も敵対的な政府のひとつではないのか?30年間永住者だった人たちを追い出しているのに、もちろん環境は敵対的になる。
在日外国人(元在住者) Reddit ▲ 3
正直言うと、日本はどんどん縮んでいっている。1990年代前半の金融危機まで世界の才能を吸収するハブになりかけていたのに、今は小さな池の中で魚たちが自分のわずかな空間を失うことを恐れている状態になっている。
元在日・現在US在住の外国人 Reddit ▲ 3
私は2026年1月に日本を離れた(代理出産・家族の病気・メンタルヘルスの理由と、PRがもはや追いかける価値がないと判断したため──ありがとう高市)。アメリカで約1500件の求人に応募して1件のコールバックしか来なかった。

IndeedをUS設定からJapan設定に変えて、フルリモートの仕事に1件応募したらすでに次の選考ステージに進んでいる。日本は全然違う。月給の為替換算が悪すぎて、やがてまた戻らないと貯蓄できないだろうけど。
📋 「PR・ビザ問題の実情」──採用側・応募者側の声
大手多国籍企業HR担当 Reddit HR実務者
最近のビザ変更の影響もあるかもしれない。PRを持つ人の方がより安定していて辞めにくいと見られているのだろう(まあ議論の余地はあるが)。ただ私が働く大手MNC(カテゴリー2)は国内・海外問わずビザステータスに関係なく採用している。
在日外国人(N1・PR持ち) Reddit ▲ 3
PRとN1をCVの冒頭に大きく書いているのに、最初に来る質問は必ず「N1お持ちですか?有効なビザですか?」だ。
在日外国人 Reddit ▲ 5
PRがあれば会社のビザ書類手続き・費用が省ける。また「ビザサポートしたのにすぐ別の会社に移られた」というリスクも消える。それだけのことだと思う。
在日外国人(法的な視点) Reddit ▲ 1
問題はnationality(国籍)というより、status of residence(在留資格)の話に思える。PR採用は法律上、日本人採用とほぼ同等に近い。企業のロジックとしては理解できる──強いロジックではないが。
🔭 「日本の未来」を見据えた深い分析
在日外国人(若い世代) Reddit ▲ —
おそらくここ10年の政府・日銀の政策で日本は非常に高い雇用率を維持し、企業は毎年大量に採用していた。例えば新卒を300人採用して280人が実際には何も生産しなくても平気だった。

しかしインフレ上昇・金利上昇・AIなどで企業は毎年そんなに採用しなくなっている。当然、外国人が最初にターゲットになる。

20代の若い専門家として、今の状況に感謝している。少なくともまだ仕事は見つかる。国によっては新卒の失業率が雇用率より高い。
在日外国人 Reddit ▲ —
日本は急速な人口減少で労働力が縮んでいる。外国人労働力が経済を維持できる唯一の方法だ。すでに重大な労働力不足が生じている分野もある。
在日外国人 Reddit ▲ 11
大企業はまだビザスポンサーができているし、する意欲もある印象。これは中小企業の話ではないか?
投稿者(返信) Reddit ▲ 9
私が話しているのは日本に30年以上のプレゼンスを持つグローバル大企業だ。それでもこういう状況が起きている。
在日外国人(コンビニ言及) Reddit ▲ —
どうか知りたいなら、コンビニの店員に聞いてみては。(※コンビニには多くの外国人労働者がいるという皮肉)

「外国人を雇わない日本」と「外国人なしでは成り立たない日本」の矛盾

📝 管理人の考察

今回のスレッドで最も印象的だったのは「日本は誰に対しても足元をいつでも引き抜く準備があることを示してしまった」というコメントです。これは2024年に施行された永住許可取り消し制度の話で、「30年間日本に住んでいてもいつか追い出されるかもしれない」という不安を在日外国人に植え付けた政策変更を指しています。

日本人として見えにくいのは、この問題が「外国人を嫌っているから」ではなく「リスク管理の結果」として起きている側面です。企業がPRを求めるのは、差別というより「ビザスポンサーのコストと不確実性を避けたい」という極めて実務的な判断です。しかしその結果として、優秀な外国人プロフェッショナルが日本の労働市場から弾かれていく構造が生まれています。

2030年までに644万人の労働力不足が予測される一方で、プロフェッショナル外国人の採用を減らしている──この矛盾を解消できなければ、日本は「低賃金の外国人労働者だけを受け入れ、高度人材は逃がし続ける」という最悪のシナリオに向かいかねません。これは日本人自身にとっても他人事ではない問題です。


今回の議論を3点で整理する

  • 1 採用面接での質問が「能力・経験」から「在留資格(PR保有か否か)」へシフトしているという体験談が多数。PR保有者が優遇される主な理由はビザスポンサーコストの回避と在留安定性の確保であり、差別というより「実務的なリスク管理」の結果という分析が支配的だった。
  • 2 高市政権下での入管法強化・永住許可取り消し制度が在日外国人全体の「在留の安定性」に対する不安を高め、企業側も「外国人採用リスク」をより意識するようになったという指摘が複数あった。「N1・PR持ちでも書類を読まれず同じ質問をされる」という体験は、組織的な足切りが始まっている可能性を示唆している。
  • 3 2030年に644万人の労働力不足が予測される中、プロフェッショナル外国人の採用ハードルを上げるという矛盾した動きが起きている。「コンビニ店員に聞いてみては」というコメントが皮肉る通り、日本が外国人労働者に求めているのは「高度な専門職ではなく低賃金の単純労働力」という構造が透けて見えるスレッドだった。
あなたはどう思いますか?

外国人が日本で働くことについて、どんな印象を持っていますか?
在日外国人の方の体験談もぜひコメントで教えてください!

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