外国人「歴史修正主義にも程がある…」海外のネット民、SNSで拡散される『中国の経済繁栄は日本のおかげ説』の画像に怒りの猛ツッコミ
海外の左派系ネットユーザーが集まるRedditの人気コミュニティ『r/ShitLiberalsSay』にて、あるグラフィック画像が激しい批判の的となっています。
その画像に書かれていた主張は、**「日本こそが中国の経済的繁栄をもたらした張本人である」**というもの。過去数十年にわたる日本の対中投資や政府開発援助(ODA)を根拠に、「日本が中国の経済を再建した」と言わんばかりの内容だったようです。
これに対し、スレ主は**「真っ赤な嘘(Outright lying)」**とタイトルをつけ、スレッドを立ち上げました。コメント欄では、日本の過去の戦争犯罪や、投資の真の目的(自国の利益追求)、さらには現代の国際政治における日本の立ち位置にいたるまで、海外のオタクたちによる極めて辛辣でディープな激論が巻き起こっています。そのリアルな声をご覧ください。
セカニポ!編集部の視点
利害の一致による経済協力をどう評価するか
今回の海外掲示板の反応は、西側のリベラル・保守系メディアが発信する情報に対する、左派系コミュニティならではの極めて辛辣なカウンターとなっています。
歴史的な事実として、日本は1979年から長期にわたり中国へ多額の政府開発援助(ODA)やインフラ投資(有償・無償の資金協力や技術協力)を行ってきました。これに対してスレッド内では、「それは純粋な慈善事業や経済再建の施しではなく、バブル期の日本企業が中国という巨大な市場と安価な労働力を開拓し、インフラを整備して自国へ資源や製品を還流させるための『ビジネス目的の投資(あるいは融資)』に過ぎない」という冷徹な分析(blehmagさんやGZMihajlovicさんの指摘)がなされています。
一方で、smokeshackさんが指摘するように、冷戦期に西側諸国が中国と距離を置く中で、旧満州地域の工業基盤の残存も含め、日本と中国の間に実利的な経済協力が存在し、それが中国の初期の工業化の足がかりの一つになった側面自体は、歴史の複雑な一幕として存在します。
「過去の多大な戦争被害に対する実質的な補償の代わり」と捉えるか、「自国の経済的利益のための先行投資」と捉えるか、あるいは「日中のウィンウィンの協力関係」と捉えるかで、このグラフィックに対する見方は180度変わるようです。西側の反中感情(アンチ中国のプロパガンダ)に対する警戒感も相まって、海外の左派ネットユーザーたちにとっては看過できない歴史修正主義の動きに見えたようですね。
「戦後日本の対中ODAや投資が中国の発展を支えた」という主張と、それに対する「自国の利益のための搾取・投資に過ぎない」という海外ネットの猛反論。
この戦後の日中経済関係の歴史について、みなさんはどのように考えますか? ぜひコメント欄で意見を聞かせてください!

百歩譲って、この「日本が中国にお金を注ぎ込んだ」という話が本当だとしてみよう。だが、ちょっと待ってくれ。そもそも日本はそれだけのお金を中国に支払うべき義務(戦後賠償責任)があったんじゃないのか?
あの一連の広範な戦争犯罪は言うに及ばず、731部隊が犯した罪だけでも、彼らは(賠償として)ありとあらゆる円を中国に支払うだけの理由がある。
日本の歴史修正主義者たちがWikipediaで日常的に行っている、あの胸糞悪い「(歴史の)否定・隠蔽工作」を考えれば、彼らはその10倍の金額を支払っても足りないくらいだ。
「南京事件:実際には何も起きておらず、中国人が中国人を殺しただけ」「731部隊:完全に合法であり、誰も死んでおらず、偽物だと証明されている」……彼らは本気でそんなデタラメを書き込んでいるんだからな。
日本が事実上の「一党独裁状態(自民党一強体制)」であるという事実は、世間であまりにも言及されなさすぎだと思う。
実を言うと、かなり複雑ではあるけれど、この話にはある程度の「事実」も含まれているんだ。戦後から1090年代初頭にかけての中国の工業の中心地は、かつて日本が統治(管理)していた吉林省(旧満州地域)の周辺だった。当時の工場のほとんどは無傷のまま残っており、使い知った日本人の技術者たちも現地に留まっていた。
だから、世界の大半がアメリカの意向に従って中国を忌避していた時期(冷戦期)にも、日本と中国の間には一種の静かな経済協力関係が存在していたんだよ。エズラ・F・ヴォーゲルの著書『China and Japan: Facing History』はこの現代の協力期間に焦点を当てており、歴史的関係をよく概説している。アジアの平和を願う人間として、当時の経済協力とそこでもたらされた進歩を指摘することは意味があると思う。
(上のコメントに対して)「日本自身の利益のために投資すること」と、中国にお金を「与える(施す)」ことは、全くもって同じ意味ではない。もし正式な戦争賠償を本当に強制されていたら、その額はとんでもない巨額になっていたはずだ。中国側が日本と協力したのは、当時の状況として他に選択肢がなかったからに過ぎない。
日本は、中国やその他の東南アジア全域に対する残虐な帝国主義・虐殺によって、中国の経済と人口を徹底的に破壊した。その破壊活動に費やしたエネルギーの方が遥かに大きかったはずなのに、今日にいたるまで彼らはまるで自分たちが被害者であるかのように振る舞い、慰安婦や様々な帝国の犠牲者への補償を拒み続けている。
むしろ、プラザ合意後の日本の財政崩壊(バブル崩壊)を救ったのは、文字通り中国市場だっただろ。中国市場へのアクセスがなければ、日本の経済損失は「失われた10年」どころの騒ぎじゃ済まなかったはずだ。
わざわざ英語のグラフィックなのに、金額をわざわざ「円」で表記しているあたりが面白いね。ドルに直せばたったの300億ドル程度だし、それだって中国に製造業をアウトソーシング(委託)するための資金に過ぎない。
中国の労働力を搾取した上で、日本へ物資を輸送するための鉄道や港湾を建設するために使われた一部の資金だ。「イギリスはインドに鉄道を作ったからインドを助けたんだ」とのたまう植民地主義者どものロジックと何も変わらないよ。インドの資源を大量に輸出するために、自分たちが鉄道を敷いただけなのにね。
そもそも、あれは「贈与(グラント)」ではなく「融資(ローン)」だからな。本来なら無償で、しかももっと巨額のボリュームで与えられるべき性質のものだったはずだ。
「中国経済の再建」だって? 今時の連中は、日本の(過去の)大虐殺行為をそんな言葉で言い換えているのか。恐れ入るよ。