海外「日本行きは100%正しい!」月給3万ペソの仕事を辞めて“日本で自動車整備士”を目指すフィリピン人の若者に、現地掲示板から絶賛と応援の嵐が巻き起こる
フィリピンの成人向けライフスタイル・人生相談コミュニティ(r/adultingph)にて、ある24歳の若者が投稿した「日本での就職チャンスのために、現在の仕事を退職した」という人生の決断を巡るスレッドが大きな注目を集めています。
投稿主は現地で月給3万ペソ(約8万円、フィリピンの若手としては悪くない給与)をもらえるHMO(医療保険)関連企業のオフィスワークをしていましたが、重い税金や物価高のせいで貯金がほとんどできない現実に直面。
一念発起して「日本の自動車整備士」として採用されるチャンスを掴み、7月から5ヶ月間の日本語&技術研修に集中するため現在の仕事を辞めたものの、学生時代からずっと働き詰めの人生だったため「無職期間」ができることや、将来への強い不安に襲われていました。
しかし、この吐露に対し現地のフィリピン人ネットユーザーたちからは、冷たい言葉どころか「この国(フィリピン)を脱出できるチャンスは、何が何でも掴む価値がある!」「リスクを取った君は最高にカッコいい!」と、驚くほどの熱いエールと大絶賛の嵐が巻き起こっています。現地のリアルなやり取りを翻訳してまとめました。
タイトル:日本でのチャンスを掴むため、月給3万ペソの仕事を退職しました。
この自分が下した決断が本当に価値のあるものなのか、自分でもまだ分かりません(※現地の有名ストリーマーRogerのセリフ風に)。
私は現在24歳で、今の会社で1年間働いてきました。しかし、高い税金や諸々の引かれもののせいで、いくら頑張っても全然貯金ができないんです。一応、自分のパソコン、衣服、スマホといった最低限の資産は揃えられたし、銀行口座には使わずにキープしている5桁(万ペソ単位)の残高はありますが、それ以上は増えません。
今回、日本語の勉強と技術トレーニングのコースに完全に集中するために退職したのですが、「仕事がなくなる」という事実を考えると、ただただ迷子になったような感覚に陥っています。(大学時代からずっと働きながら学校に通い、卒業後も絶え間なく働いてきたので、常に仕事がある状態に慣れすぎていたんです)。
高給が約束されているとはいえ、今までの仕事を投げ打って日本でのチャンスに賭けるというこの選択が本当に正しかったのか、将来が怖くてたまりません。
(追記:皆さんから想像以上のたくさんの応援が届いて驚いています!少し混乱した文章になってしまってごめんなさい、ハハハ!)
この将来への不安でいっぱいの若者に対し、掲示板の先輩や同世代のフィリピン人たちからは「フィリピンの現状」を踏まえた上で、彼の背中を強く押す言葉が次々と投げかけられました。
【スレッド】I resigned to my 30k a month job for opportunity sa Japan (r/adultingph)
セカニポ!編集部の視点
フィリピン人にとっての「日本移住」の価値!なぜこれほど絶賛されるのか?
フィリピンで月給3万ペソという、現地の若者としては比較的安定したオフィスワークを辞め、「日本での自動車整備士」という全く異なるブルーカラーの世界&異国への挑戦に踏み切った24歳の若者の投稿。この人生の岐路に対するフィリピン人たちの回答は、驚くほど「海外進出への全肯定」に染まっていました。
コメント欄で痛烈に語られているのが、フィリピン国内の経済的・政治的な閉塞感です。「いくら働いても税金や天引きで消えてしまい、全く貯金ができない」「国にいても未来がない」という現実に苦しむ現地の人々にとって、日本のような先進国で技術を学び、高い給与を得られるチャンスは、何物にも代えがたい「黄金のチケット」に見えるようです。
また、先輩出稼ぎ労働者からの「もし日本が肌に合わずに帰国することになっても、身につけた日本語スキルがあれば、フィリピン国内のBPO企業で超高給言語オフィサーとして引く手あまたになる」という実利的なアドバイスは非常に理にかなっています。
日本国内では、人手不足の救世主として特定技能などの外国人労働者の受け入れが進んでいますが、彼ら送り出し国の人々もまた、人生とキャリア、そして家族の未来を背負って命がけのリスクを取ってやってきているのだと、改めて実感させられる深いスレッドでした。
安定したオフィスワークを捨てて、日本の自動車整備士という現場職&異国の地に挑戦する24歳の決断。
みなさんなら、この若者の背中を押しますか?それとも国内に留まるようアドバイスしますか?
日本の労働環境や、外国人労働者を取り巻く現状についての意見なども、ぜひコメント欄で教えてください!

私の個人的な意見だけど、この国(フィリピン)から外に出られるあらゆるチャンスは、いつだって挑戦するだけの価値が絶対にあるよ。
幸運を祈る、投稿主!!!
ありがとう。今まで何か大きなリスクを背負って勝負するっていう経験に、ただ慣れていなかったんだと思います。
大人になる(大人として生きる)ということは、すべての選択にリスクが伴うものさ。君はまさに今、「最高に賭ける価値のあるリスク」を選択したんだよ。
そうだね。私は今まで自分のやるべきことをすべてきっちり計画通りに進める人生に慣れすぎていたから、今回の予想外だったチャンスに少し戸惑っていたんだと思う。ありがとう!
物事が変わっていくことも怖いけれど、物事がずっと今のまま何も変わらないことだって、同じくらい恐ろしいことなんだよ。
完全に同意。このフィリピンという国に居続けても、ぶっちゃけ未来なんて何もないからね!
迷わず突っ走りなよ。戻ろうと思えば、いつでもフィリピンには戻ってこれるんだから。
もし万が一、この挑戦を盛大にやらかして台無しにしてしまったら、もうここに自分の戻れる場所(元のまともなキャリア)なんて残されていないんじゃないかって思ってしまうんです。
フィリピンでの再スタートなんていつでも、何歳からでもできるさ。でも、君が今掴んでいるその海外への切符は、見送ったら二度と目の前には現れてくれないかもしれないんだよ。
投稿を読んでちょっと気になったんだけど、もう具体的な内定(オファー)はもらっている状態なの? もしそうじゃないなら、その仕事を本当に獲得できる確率はどれくらい?
オファーはすでにきちんともらっています!7月から採用先の企業指定のトレーニングと日本語の勉強がスタートする予定です。ただ、その研修期間が「5ヶ月間」あるので、その間が無職になるのが不安の種でした。
内定があるならそれは至って普通のプロセスだよ!日本の給料はどれくらい? あと、給料以外にもその仕事での経験から得られる大きなメリット(スキル等)はありそう?
将来的な投資利益率(ROI)は間違いなくめちゃくちゃ高い案件だね。ただ、問題は「今」だよ。研修中の毎日の生活費はどうする予定? 十分な貯金はあるの?
もしかしたら簡単なパートタイムの仕事を見つける必要があるかもしれないけれど、その日本で働くという夢は絶対にそのまま追い続けなよ。
実は現在も母親と同居していて、母からは「研修期間中のあなたの分の生活費の負担は私が持っておくから安心しなさい」と言ってもらえています。ただ、自分としてはこの年齢になってまでこれ以上母親に経済的に依存したくない、という葛藤があるんです。
日本での職種は何? あと、今回引き払ったフィリピンでの元の仕事は何だったの?
日本での仕事は自動車整備士(Automotive mechanic)です!
整備士としての事前の実務経験って必須だった?
経験はあるに越したことはないですが、必須(絶対条件)というわけではないです。日本の会社が現地に行ってから一からすべて教育・トレーニングしてくれる手はずになっています。
大学では何を専攻していたの?
法科学(Forensic science / 鑑識・科学捜査)です。
ちなみに、辞める直前までやっていたフィリピンでの元の仕事は、HMO(医療保険管理機構)の会社でのリエゾン・オフィサー(渉外・窓口担当窓口)でした。患者さんのデータを精査したり、必要書類を収集・評価して利用手続きを整える業務です。
失うものなんて何一つないじゃないか。得られるもの(成長や未来)しかないよ。
研修期間中はひたすら耐えるんだ。それを乗り越えて実際に日本で働き始めたとき、心から「あの時の決断はすべてに価値があった」と思える日が絶対にやってくるから。
今のフィリピンで、月給3万ペソの給料のまま留まり続けることの方がよっぽど価値がないよ。特に将来家族を持ちたいと考えているならなおさらね。リスクを取らない人間に、成功の手は差し伸べられないよ。
あぁ、これこそが今の私がまさに必要としていた言葉です。本当にありがとうございます!
私の人生最大の計画的な後悔の一つは、君と同じ年齢の若さだった頃に、海外の仕事へ応募する勇気を持てなかったことだよ。当時はとにかく怖かったんだよね!😅
すでに内定が出ているなら、迷わずそのチャンスを掴み取りなよ!そして死ぬ気で日本語(日本語能力試験)を勉強するんだ。
もし万が一、現地で上手くいかずにフィリピンに戻ってくることになったとしても、君の手元には「流暢な日本語スキル」という強力な武器が残る。フィリピン国内のBPO(業務受託)企業には、英語以外の外国語(特に日本語)ができる人材に対して、とんでもない高額な給料を払ってくれる会社がたくさんあるんだから。
日本での生活自体はすごく良いところだよ。ただ、君の「メンタルヘルス」は確実に容赦なく試されることになる。なぜなら、ほとんどの日本人は(外国人に対して)もの凄く冷淡で、距離を置いてくるからね。
(フィリピンの有名ストリーマー)Rogerのように、家族を置いて海外に行くことには間違いなく価値があるさ、ハハハハハ!冗談はさておき、君がどんな決断をしようとも幸せになれることを願っているよ。
ハハハハ!日本にもきっとおバカな楽しさはあるはず。Rogerみたいに恐れずリスクを取って生きていきます!
間違いないね!それに、少なくとも日本は気候が涼しいし、何より自分たちが払った税金がどこに消えたか分からないフィリピンと違って、ちゃんと社会(インフラや公共サービス)のために還元されているのを実感できる場所だからね、ハハハ!
本当にそれ!フィリピンだと毎月恐ろしい額の給料が天引きされるのに、社会は何も変わらないし何も起きないからね、ハハハハ!