「魚アレルギーがある。日本で魚を避けるのはどれくらい大変?」という質問に日本人や在住外国人が正直に答えた【海外の反応】
大学院進学のため日本への留学を検討しているアメリカ人が、Reddit掲示板「r/AskAJapanese」に投稿しました。「魚アレルギー(甲殻類を除くすべての魚が対象)があるのですが、日本で魚を避けるのはどれくらい大変ですか?」という率直な質問です。
これに対し日本人ユーザーや日本在住の外国人が次々とリアルな声を寄せました。返ってきた答えは「できないことはないが、だし(出汁)が最大の壁になる」というものでした。日本食の根幹を支えるだしは、うどん・みそ汁・煮物・ソース類など、あらゆる料理に使われています。
この記事でわかること
背景
日本食の縁の下の力持ち
だしとは、昆布・かつお節・煮干しなどを煮出してつくる日本料理の基本的なスープストックです。みそ汁・うどん・そば・煮物・炊き込みご飯・丼物のタレ・市販のドレッシングまで、日本食のほぼあらゆる場面に登場します。かつお節を使ったかつおだしが最も一般的で、これが魚アレルギーを持つ人にとって最大の難関となります。
また日本では、魚は食品アレルギーの義務表示対象に含まれていません(甲殻類・えびなどは対象)。そのため、成分表示だけで安全を確認するのが難しい場面も多く、スレッドでも「かつお・鰹」や「魚」を示す漢字(魚へんの字)を読めるようにするとよいというアドバイスが寄せられました。
セカニポのひとこと
「だし」という壁の高さを改めて実感
日本人からすると「だしが入っていない料理のほうが少ない」という感覚は自然なものですが、改めてこうしてまとめてみると、外国人、とりわけアレルギー持ちの人にとってどれほどのハードルになるかがよくわかります。
面白いのは「それでも日本が好きだから来ている」という声が複数あった点です。食以外の魅力——安全性、清潔さ、交通の便、文化——が人を引きつける力はやはり大きいようです。
日本在住の日本人読者として思うのは、アレルギー表示の制度面での整備がまだ十分ではないという現実でしょうか。魚が義務表示の対象外というのは、こうして外側から見ると驚かれる部分かもしれません。
まとめ
このスレッドを3点で整理する
- 1 魚そのものを避けることは比較的わかりやすいが、最大の難関は「だし」の存在。うどん・みそ汁・丼のタレ・市販ソースなど、日本食のあらゆる場面にかつおや煮干しを使っただしが登場するため、外食ではほぼすべての料理にリスクがあると心得ておく必要がある。
- 2 ビーガン・ベジタリアン専門店(昆布・椎茸だし使用)、インド料理店、イタリアン、焼肉・ステーキ(ソースに注意)などが選択肢として挙げられた。大都市(特に東京)ならこうした店の選択肢は豊富だが、食のバリエーションはどうしても限られる。
- 3 実際に日本在住の外国人からは「2年半で外食3回」というほどの自炊中心の生活例も紹介された。日本語が読めない場合は翻訳アプリでの成分確認が不可欠で、事前のアレルギー検査で自分の許容範囲を把握しておくことが強く推奨された。
日本に住む・旅行する際に食のアレルギーで苦労した経験はありますか?
あるいは、日本の食文化と外国人の相性についてのあなたの意見をぜひコメントで教えてください!
「魚アレルギーは魚の煮干しなどからとる出汁も駄目か」とGeminiに聞いてみたら、「多くの場合で飲用可能です。魚アレルギーの原因となるタンパク質は加熱や加工によって性質が変化しやすく、アミノ酸やペプチドに分解されるため、煮干しやカツオ出汁ではアレルギー症状が出ない人が多いです。」
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